こんにちは、元看護師のboo booです。
今まで勤めた病院を退職して失業手当をもらいながら転職活動中です。
私は過去に新卒で就職した病院を半年で退職してしまいました。
ブラックな環境でどうしても仕事を続けることができませんでした。
奨学金も病院から借りていたため、すぐに新しい職場を探さないといけませんでした。
せっかく資格を取って就職したのに半年で退職して借金まで背負うなんて・・・オワタ
転職サイトを使ったり病院のホームページから直接応募したり、当時は手探りで再就職先を探しました。
今回転職活動を再開したので、過去の経験を踏まえて注意点や方法について解説します。
転職先を探す方法
●転職サイト・転職エージェント
●病院のホームページ
●知人の紹介
新卒で1年以内に辞めても大丈夫?
●割となんとかなります。
当時は「半年で仕事を辞めた自分なんか雇ってくれるところなんてあるんだろうか・・・」と落ち込んでいましたが全然なんとかなりました。
あっさり内定もらえた・・・
特に経験年数が若い看護師だと、「1年未満で仕事を辞めたので転職先が見つからないのでは」と心配になると思います。もちろん「経験年数3〜5年以上」あったほうが求人の幅は広がります。
しかし、看護師はどこも人手不足なので就職先が見つからない、なんてことはありません。
実際私も書類選考で落とされた病院もありましたが、希望した病院の中からいくつか内定をもらうことができました。
転職サイトと転職エージェント
メリット | デメリット | |
---|---|---|
転職サイト | ●自分で求人を探すのでお手軽 ●無料 | ●非公開求人なし ●質の悪い求人が混じっていることもある |
転職エージェント | ●担当者がついて転職活動をサポート ●履歴書の添削、面接のアドバイスなど ●非公開求人あり=ブラックな職場を避けやすい ●無料 | ●担当者と電話やメールのやり取りが必要 |
転職サイトには「求人サイト」と「転職エージェント」に大きく別れます。
看護師の転職サイトには、担当者がつく「転職エージェント」が多いです。どちらも無料で利用できます。
転職エージェントは担当者にカウンセリングをしてもらったりアドバイスや面接対策等の面倒を見てくれます。
転職エージェントの方が履歴書の作成や面接のアドバイスを貰えるというメリットがあります。
私が以前に登録した転職エージェントでも、仕事を辞めた経緯から希望に沿った病院を紹介してもらいました。求人応募や聞きたいことが合った場合の質問もエージェントが仲介してくれるのでとてもありがたかったことを覚えています。
逆に、紹介だけしてもらいたい人、自分のペースで探したい人には求人サイトが向いていると思います。電話やメールが煩わしいと思う人にもオススメです。
転職エージェントを利用した感想
私は当時、仕事を辞めてすぐ転職エージェントに登録して希望の診療科や給与面や福利厚生などをヒアリングしてもらいました。
私を担当してくれたエージェントは若い男性でしたが、私が新卒でブラックな環境で病んでしまったことを踏まえて就職先を紹介してくれました。
病院の雰囲気も教えてくれたりもしましたし、無理に就職を勧められることもありませんでした。
私が登録した転職エージェントは一つだけでしたが、それでも電話やメールの連絡が多くそれは少し面倒に思いました。
ただエージェントも仕事なのでそれくらいはしょうがないことだと思います。
転職エージェントの登録は一つずつでよい
転職サイトは複数登録するのがおすすめ!と言っているブログも多いですが、個人的にはまず一つ登録してみて、担当者と合わなかったり希望する求人が見つからない場合に次に行けばいいと思います。
一度にたくさん登録すると色んなサイトからメールや電話連絡が来て混乱してしまいます。
情報量が多すぎてわけわからん・・・
転職サイト・転職エージェントを使う上で知っておくべきこと
転職サイトが利益を得る仕組み
求人サイトや転職エージェントは、広告を掲載したり看護師が就職することで病院などから報酬をもらうことで成り立っています。そのため、エージェントによっては本人の希望を無視してしつこく就職させてくることもあります。
もし実際にカウンセリングを受けてこの人は合わないな、と思ったり無理に転職を進められたりしたら違う転職エージェントを利用したほうがいいでしょう。
もしくは求人サイトで自分で探す方がいいでしょう。
この担当者は合わないな、と思ったらさっさと違うサービスを利用しましょう
転職サイトを紹介ブログも広告収入を受け取っている
看護師の転職サイトはたくさんあります。「看護師 転職」とかで検索をかけるとたくさんのブログが出てくると思います。
そのようなブログは転職サイトを紹介することでアフィリエイト広告の報酬を受け取ることができます。
アフィリエイト広告が悪いわけではないですが「広告を紹介することで報酬を得ている」という情報の仕入先の立場を知ることはとても大事なことです。
なんでみんな転職サイトを勧めてくるんだろう?
自分の体験や調査からちゃんとオススメできるサービスを紹介しているかのどうか判断しましょう。
登録中の転職サイト紹介
ジョブメドレー
気軽に求人を探せる転職サイト
●求人数は全国で約50万件と日本最大級
●無料登録すれば履歴書や職務経歴書もサイト上で作成できる
●ジョブメドレー経由で就職すれば「勤続支援金」がもらえる
●登録は公式サイト「
求人数も多く全国で対応しているので自分のペースで探したい、特に相談したいこともない人にはおすすめできると思います。
しつこい電話や催促の連絡もないです。
お知らせも「マイページ」→「設定」からオフにできます。
またジョブメドレーから就職して60日以上勤続すれば「勤続支援金」という名目でお金がもらえます。
以前は転職エージェントでも同じような「祝い金」というものがありましたが、2021年4月1日より法律で禁止されました。(ジョブメドレーは求人サイトであり「人材紹介会社」ではないからできるとのことです)
この点は他の転職エージェントにはないメリットになります。
「就職お祝い金」などの名目で求職者に金銭等を提供して求職の申し込みの勧奨を行うことを禁止しました
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/000747063.pdf
会員登録をしなくても求人を探すことはできるので、応募したい求人を見つけてから登録しても大丈夫です。
私も今回登録してましたが、会員登録すると「履歴書」「職務経歴書」をサイト上で作成するサービスを利用することができます。地味に便利な機能だと思います。
病院のホームページから探す
転職サイト経由でしか求人を紹介していない病院もありますが、病院のホームページから求人を出している病院も多くあります。
転職サイトと違って一つ一つ探す手間がかかりますが、転職サイトに登録しなくてもいつでも探すことができることがメリットです。
ただし、給与や福利厚生など詳しい情報が掲載されていない場合もあります。
知人経由で紹介してもらう
いい人いますよ!
私は紹介した側ですが何度かありました。
そのときは病院としては募集をかけていなかったのですが、看護学校時代の友人が転職先を探していたので上司に伝えるとそのまま病院見学に来てもらうことになりました。
病院側としても務めているスタッフからの紹介だと安心できます。転職する側からしても、病院の内情を聞くことができるので嬉しいですよね。
病院によって色々あると思いますが、違う病院に努めている友人がいるなら連絡を取って情報交換すると良いでしょう。
精神科看護師はおすすめ
私もそうでしたが、はじめての病院探しは急性期や救急のような身体科のスキルが身につくところにしよう、と思いがちです。
もしそういった忙しい病院でしんどい想いをしているなら、個人的に精神科病院への転職はオススメです。
精神科の看護師は基本的に優しい人が多いです。患者さんに接するのに、優しさはとても大きなスキルだからです。
また、ブラックな環境でつらい経験をした人は、他人の心の傷に共感できる看護師になれると思います。
私はブラックな病院から精神科に転職して本当に良かったと思います。
まとめ
転職サイトは自分でも使ってみて転職活動には必須のサービスだと思います。
しかし、相手がどういう立場でサービスを提供しているのか知った上で利用しないと、転職しても「こんなはずじゃなかった」となってしまうかもしれません。
この記事を読んでくれた人が良い職場に巡り会えますように。
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