こんにちは、boo booです。
私は新卒で就職した病院がブラックで半年で退職しました。
お礼奉公の奨学金を借りていたので、返済のために消費者金融で約180万円の借金を抱えました。
人生オワタ
しかし転職後は良い環境に恵まれ、約8年間勤めることができました。借金も返済することができました。
今は退職して無職生活を謳歌しつつ、ゆっくり転職活動をしています。
→2024年に「施設内訪問看護師」に転職しました。
「施設内訪問看護」に転職しました どういう人におすすめ?【メリット・デメリット】
この記事では、平穏に働きたい看護師の転職方法と働き方の選択肢についてまとめたいと思います。
●看護師の転職の具体的な流れがわかる
●看護師の選択肢がいかに広いかがわかる
もしブラックな環境で働いていたら
ブラックな職場に就職してしまったら一秒でも早く退職したほうがいいです。
特に新卒の場合、「看護師としてどこへ行っても通用しない」みたいに絶望的な気持ちになると思います。
もうどこへ行っても通用しない
もちろん経験年数が3〜5年程度あれば転職の幅も広がります。
でも看護師の場合、一年目で退職しても余裕で転職できます。
私も新卒で半年で退職しましたが、1ヶ月以内に再就職できました
それよりもブラックな環境で疲弊する時間は人生には不必要な時間です。全く無駄なのでさっさと退職しましょう。
「ブラック病院の特徴8選と対応方法」で詳しく解説しています。
看護師の転職にはどんな方法がある?
看護師の転職方法には大きく分けて以下の方法があります。
●病院のホームページから直接応募
●転職サイト経由
●転職エージェント経由
市立病院など公的な病院であれば、ホームページから募集要項が記載されているので直接応募することができます。
しかし民間の病院やクリニックではホームページに詳細な求人情報が掲載されておらず、ほとんどの場合転職サイトや転職エージェントを経由することになると思います。
転職サイトと転職エージェントの違い
「転職サイト」と「転職エージェント」は名前が似ていることもあって分かりづらいと思います。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
転職サイト | ●自分で求人を探すのでお手軽 ●無料 | ●非公開求人なし ●質の悪い求人が混じっていることもある |
転職エージェント | ●担当者がついて転職活動をサポート ●履歴書の添削、面接のアドバイスなど ●面接の日程など仲介してくれる ●非公開求人あり=ブラックな職場を避けやすい ●無料 | ●担当者と電話やメールのやり取りが必要 |
「転職サイト」も「転職エージェント」もどちらも無料で利用できます。
「転職エージェント」は担当者にカウンセリングをしてもらったりアドバイスや面接対策等の面倒を見てくれます。
「転職エージェント」の方が履歴書の作成や面接のアドバイスを貰えるというメリットがあります。
逆に、自分のペースで探したい人には「転職サイト」が向いていると思います。電話やメールが煩わしいと思う人にもオススメです。
「看護師の「転職サイト」と「転職エージェント」の違い・利用方法」で詳しく解説しています。
転職サイト・転職エージェントを利用で注意すること
●転職サイト:求人の広告掲載費
●転職エージェント:マッチングした企業から収益
●転職系ブログ:転職サイト・転職エージェントのアフィリエイト広告
上記のように、転職サイトも転職エージェントも、それを紹介しているブログもそれぞれ収益を得ています。
なので、収益だけを目的にいい加減な情報提供をしていないか疑うくらいで良いと思います。
なんでみんな転職サイトを勧めてくるんだろう?
このブログもアフィリエイト広告を利用しています。
このブログで紹介する転職サイト・転職エージェントは基本的に自分で利用して良いと思ったもものだけです。なのでたくさんは紹介できませんが、最終的には、利用者が自分で判断することが大事だと思います。
おすすめの転職サイト
気軽に求人を探せる転職サイト
●求人数は全国で約50万件と日本最大級
●無料登録すれば履歴書や職務経歴書もサイト上で作成できる
●ジョブメドレー経由で就職すれば「勤続支援金」がもらえる
●登録は公式サイト「
「ジョブメドレー」は、転職エージェントに相談に乗ってもらうタイプではなく、自分でサイトから希望にあった職場を探す転職サイトです。
検索機能が優秀で、希望条件を多彩に選べること、また沿線から求人を探す機能がとても便利です。
会員登録することで、マイページに気になる求人を保存したり、「履歴書」「職務経歴書」をサイト上で作成するサービスを利用することができます。
「ジョブメドレーで再就職したので使い方解説」で、メリット・デメリットや勤続支援金の申請方法など詳しく解説しています。
看護師の多彩な働き方
看護師免許を持つことで、色々な働き方ができるようになります。個人的に経験してよかった職種や、魅力的に感じる選択肢についてそれぞれ解説していきます。
●アルバイト・パート看護師
●派遣看護師
●田舎に移住
●公務員看護師
●精神科看護師
●施設内訪問看護師
●看護師からまったく違う業界へ
アルバイト・パート看護師
●時短でも時給がそこそこ良い
●将来的に正規雇用に戻ることもできる(雇用の安定)
看護師は、時短労働でも都会なら時給1,600〜2,000円くらいのところはあります。
週3〜4勤務でも、自分一人なら質素な生活をすれば十分生活できます。
また、空いた時間で副業にチャレンジするという方法もあります。もし月5万円副業で稼ぐことができれば時短労働でも貯金や投資をすることもできます。
看護師以外の副業にもチャレンジしたい人にはおすすめ
個人的には時短看護師+副業は魅力的な働き方だと思います。私も2024年に「施設内訪問看護師」として夜勤なしの週4勤務でアルバイトをしています。
無駄遣いをせず自炊をきちんとすれば豊かに暮らしていくことができます。
ただし、ボーナスがないことや退職金が出ないことや、社会的信用が少ないなどのデメリットもあります。
これらのデメリットをカバーするために、家計管理や金融知識をつけることが大事だと思います。
●働く時間をコントロールできる
●リーダー業務や看護研究がない
●空いた時間に好きなことができる(副業・趣味)
●給料が減る
●年金が少なくなる
●退職金や年功序列がない
●社会的信用が少ない
「看護師のワークライフバランス 週休3日でスローライフ」で詳しく解説しています。
派遣看護師
派遣労働も、アルバイトやパートと同じく非正規雇用で自由な働き方ができる代わりに、社会的信用が少ないことや将来もらえる年金額も少ないというデメリットがあります。
違いとしては、アルバイトやパートは直接病院やクリニックなどで雇用されることに対して、派遣労働は派遣会社に雇用されます。
派遣労働とは、派遣会社に雇用されそこから希望に合う職場を選んで働くことになります。
給料も派遣先ではなく派遣会社から支払われることになります。
①派遣会社に登録する
②仕事を探す
③LINEや電話相談もできる
④希望にあった職場に応募する
⑤働く
派遣労働・アルバイトのメリット・デメリット
派遣看護師・アルバイトのような非正規雇用の看護師として働くメリット・デメリットは以下のようになります。
●リーダー業務がない
●看護研究や委員会がない
●残業がない
●人間関係が密ではない
●ブラックな職場に当たってしまったときのリスクヘッジ
●時給高め(教育にかけるコストが少ないため)
●給料が上がらない
●ボーナスがない
●6ヶ月以下なら有給もない
●ローンを組みにくい(社会的信用が少ない)
●単発だと社会保険の加入に制限あり
「看護師の派遣ってどうなの?働き方とメリット・デメリット」で詳しく解説しています。
田舎に移住
看護師は、その気になれば日本全国どこでも移住ができます。
特に看護師のようなストレスの多い仕事をしていると、静かで自然に囲まれた田舎でゆっくりとスローライフを送りたい、と思うことはあると思います。
青い空、広い海・・・
しかし実際に移住するとなると色々なハードルがあります。
●給料の地域差(田舎は安い)
●家賃以外の生活費が高い
・車費用
・燃料費
・国民健康保険料が割高
・自治会費・町内会費
●自治会・町内会の手伝いなど
●密な人間関係
なので、結論は移住するなら田舎よりある程度インフラが整っている地方都市がおすすめです。
●自然が多い
●家賃は都会より安い
●生活費は都会と変わりない
●都市部へのアクセスが良い
●インフラが整っている
下見をする方法として、トラベルナース(応援ナース)という働き方をすれば数カ月間だけ現地で生活することもできます。
トラベルナースは、地方の人手の足りない病院で数ヶ月間、助っ人で働く方法です。
定住して働いている看護師より、高い給料をもらうことができるのも特徴です。
「看護師が田舎に移住してスローライフってどう?【地方都市がおすすめ】」で詳しく解説しています。
公務員看護師
通常公務員になるには、難しい試験や競争率の高い面接を突破しなくてはなりません。しかし看護師の場合は都道府県などの地方自治体が運営する病院等に就職することで比較的簡単に公務員になれます。
公務員看護師には以下の種類があります。
国が管轄する官公庁で働く看護師。求人が非常に少ない。
・自衛隊病院
・宮内庁病院
・医療刑務所など
都道府県などの地方自治体が運営する病院で働く看護師。
・県立・市立病院など
公益法人や独立行政法人が運営する公的な病院で働く看護師。「みなし公務員」とも。公務員ではないが福利厚生などの待遇は公務員に準ずる。
・国立病院機構
・労災病院
・済生会病院
・赤十字病院
・国公立大学病院など
公務員看護師のメリット・デメリット
公務員看護師には以下のようなメリット・デメリットがあります。
●退職金がたくさんもらえる
●年功序列で給料が上がる
●民間病院より休日が多い
●給料の地域差が少ない
●副業禁止
●失業給付がもらえない
年金については、今は民間と同じ厚生年金となったため、公務員だからといってたくさんもらえるわけではありません。
「公務員看護師って?民間病院との違い・目指し方」で詳しく解説しています。
精神科看護師
私は最初のブラック病院から精神科病院に転職しました。
約8年ほど働きましたが、精神科は他の科にはないメリットがあります。
精神科は新卒も既卒もおすすめ
心に病を持つ人の対応がメインだからか、同僚に対しても優しい人が多いです。
また、残業や業務量がそこまで多くないのでワークライフバランスを取りやすいこともメリットです。
●ワークライフバランスを重視したい
●人の話を聞くのが上手
●ゆっくり患者と関わりたい
●社会人経験のある人
精神科は「看護技術が身につかない」というイメージもあるかもしれませんが、今は高齢者の精神科患者も多く点滴等の基本的な看護技術を身につける機会はあるとこが多いです。
もちろん、重度の身体管理を要する場合は専門の病院に転院することが多いです。
だからといって精神科の専門性は身体科に劣るものではありません。むしろ精神科看護技術はすべての看護の土台になると思います。
「精神科看護師になるメリット・デメリット」で詳しく解説しています。
施設内訪問看護師
2024年現在、私は「施設内訪問看護師」として週4のアルバイト職員として働いています。
ワークライフバランスを重視した職場探しをしました
施設内訪問看護とは、利用者さん個人の居宅ではなく、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などに入居する方の居室を訪問して、看護やケアを行う職種です。
レバウェル看護
施設内訪問看護は、一般的な在宅への訪問看護とは違い有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅などに対して訪問看護を提供します。
事業所によって異なる部分も多いですが、病院に比べて余裕を持って働くことができるのでワークライフバランスを重視したい人におすすめできると思います。
●ワークライフバランスを重視したい
●一人ずつゆっくり利用者と関わりたい
●自分の裁量で仕事をしたい
●色々な経歴の看護師から学ぶ意欲と柔軟性がある人
もちろんメリットだけではなく、デメリットもあります。
施設内訪問看護については別記事で解説しています。
「施設内訪問看護」に転職しました どういう人におすすめ?【メリット・デメリット】
まとめ
●ブラックな環境ならすぐに辞めるべき
●まずは後ろ向きでも良いので目的を決めることが大事
夜勤したくない、残業したくない、など
●看護師の転職方法
①公式サイトから直接応募
②転職サイト経由
③転職エージェント経由
●目的に合った転職エージェントを使う
●看護師は副業や他職種への転職にもチャレンジできる
●転職サイト:
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