看護師のワークライフバランス 週休3日でスローライフ

こんにちは。boo booです。

看護師や医療従事者は労働環境が悪い!ブラックで給料安い!みたいな話が取り沙汰されることが多いです。

そこで今回は看護師のワークライフバランスを重視した働き方について解説します。

看護師はアルバイトや派遣労働といった非正規雇用でスローライフが可能です。

しかしデメリットや注意点もあります。

仕事時間を減らせる
●仕事内容の負担を減らせる

●デメリット・注意点・対策

私は病棟看護師を辞めて現在失業給付をもらいながらブログ記事を書いています

目次

週休3日制とは

1週間のうちに3日の休日がある制度のことで、2020年頃から海外や日本の一部の企業で導入されたというニュースがありました。

給料そのままで週休3日
●給料減らしてで週休3日
●1日の働く時間を増やして週休3日(給料そのまま)

などいくつか種類があります。

週休3日制は、日本ではまだまだ一部の大企業しか実施していません。

色々な意見がありますが、保守的で生産性が低い日本企業ではなかなか難しいというのが実情のようです。

もし一部の大企業以外の人なら、正規雇用ではなくアルバイトや派遣労働といった不安定で時給が安い働き方を選ぶしかなくなります。

看護師の時短労働

●派遣
●アルバイト・パート
●業務委託

看護師が時短で労働する働き方として主に派遣、アルバイト・パート、業務委託があります。

それぞれ働き方や職場に違いがあります。

転職サイトや転職エージェントで探すことができます。

看護師の転職については「ゆっくり平穏に働きたい看護師の転職方法と働き方総まとめ【ワークライフバランス】」で詳しく解説してます。

看護師が時短労働に向いている理由

時短でも時給がそこそこ良い
●将来的に正規雇用に戻ることもできる(雇用の安定)

時給がそこそこ良い

看護師なら、都会なら安くても時給1,600円くらいはあります。高いところでは時給2,000円超えることもあります。

これだけ貰えれば、生活費を削れば週休3日で働くことは現実的だと思います。

時給1,600円✕8時間✕16日=204,800円
時給2,000円✕8時間✕16日=256,000円

普通は、30歳を過ぎて非正規雇用だといつ契約を切られるかわからない不安定な労働環境です。

しかし看護師は万年人手不足で将来的にも働きたいのに仕事がない、なんてことはまずありえないです。

正規雇用に戻ることもできる

時間ができてもやることない!正規雇用のほうが給料も高いし年功序列で昇給もするしバリバリ働いて看護師としてスキルアップしたい!と思うかもしれません。

やっぱり看護師として集中して頑張りたい!

看護師の資格は一度時短で働いていても将来的に正規雇用に戻ることが容易です。

やっぱりスローライフは合わなかった、となっても看護師という資格があればやり直すことができます。

時短労働のメリット

働く時間をコントロールできる
仕事内容の負担が減る
●空いた時間に好きなことができる(副業・趣味)
●支出が減る(体験談)

働く時間をコントロールできる

アルバイトや派遣労働だと、「今月はお金がほしいから多めに働きたい」「ゆっくりしたいから少なめに働こう」といったことがある程度自分でコントロールできます。

子育てをしている人や副業をしたい人には大きなメリットです。

仕事内容の負担が小さい

アルバイトや派遣労働だとリーダー業務のような責任の重い仕事をすることは少ないです。

そもそも派遣労働では病院での仕事は基本的にありません。

人間関係も正社員より密にはなりにくいので、そういうのが苦手な人には気が楽だと思います。

空いた時間に好きなことができる(副業・趣味)

週休3日や4日になるとその分空いた時間に何をしたいかは人によって様々だと思います。

もちろん、趣味に時間をかけるのも良いですし、趣味を副業につなげることもできるかもしれません。

ハンドメイド品をメルカリで販売
●趣味のブログで収益化を目指す

最近は副業解禁がトレンドですが、医療業界ではまだまだ副業禁止であることが多いです。

バレずにこっそり副業する、という方法もありますが、アルバイトや派遣労働なら堂々と副業ができます。

今はクラウドワークスなどで個人で仕事を請け負うこともできますし、何のスキルがなくても一から学ぶ時間もできます。

ウーバーイーツなどのフードデリバリーなら自転車かバイクがあれば誰でもいつからでも始めることができます。

看護師以外の仕事にも興味がある・・・

支出が減る(体験談)

時間に余裕ができると支出を減らしやすい

私は病棟看護師を辞めて、失業給付をもらいながらギリギリの生活をしていますが、自然に無理なくお金を使わなくなりました。

使うお金がないこともありますが、時間があるのでスーパーで安い食材を探したり自炊をするようになりました。

夜勤明けのストレス買いもないですし、今あるものを大事に使えばいいや、と自然に思えるようになりました。

時短労働のデメリット

給料が減る
●年金が少なくなる

●退職金や年功序列がない
●社会的信用が少ない

アルバイト・派遣労働で働く時間を減らせば当然給料は減ります。

お金がない・・・!

もし空いた時間で副業がうまく行けばいいですが、最初から多く稼げるようになる副業なんてほとんどないと思います。

なので、まずは支出を減らすことから始めるのが確実です。

給料が減る

派遣労働だと当然ボーナスはありません。同じ労働時間なら年収はどうしても少なくなってしまいます。

時短でも給料を減らしたくないなら夜勤専従で働くという手もあります。

正社員のように、夜勤と日勤を繰り返すより夜勤専従のほうが生活リズムは取りやすいというメリットもあります。

夜勤専従だと16時間の通し夜勤がメインとなるので、それが苦にならない人には向いていると思います。

睡魔との戦い・・・

年金が少なくなる

NISAやiDeCoで投資信託などの老後対策を

時短労働だと、労働時間や職場によって年金が「厚生年金」から「国民年金」に変わる場合があります。

国民年金だと将来貰える年金額が減ります。

国民年金:月約6万円
厚生年金:月約14万円

NISAやiDeCoのような節税制度を利用して、投資信託などの堅実な投資で将来に備えましょう。

退職金や年功序列がない

非正規雇用には退職金や年功序列がないことがほとんどです。

一つの職場で正規雇用として長く働き続ける方が年功序列で給料が上がる、退職金が増える、といったメリットがあります。

社会的信用が少ない

非正規雇用はクレジットカードを作りにくかったり、家や車のローンも厳しくなるというデメリットもあります。

クレジットカードは正規雇用の間に作っておくことを勧めます。

時短労働を始める前の準備

家計管理:生活費の把握
●生活費半年分以上の貯金
●失業給付など必要な手続きの把握

まず、家計簿をつけて月の生活費を把握しましょう。

面倒に思うかもしれませんが、スマホアプリなど使えば意外と簡単です。慣れれば自然にできるようになります。

そこからある程度(最低生活費の半年分くらい)の貯金をしておけば安心です。

あとは、退職した後の保険や年金、失業給付の手続きなどの方法を調べておきましょう。

保険や年金の手続きには期限があります。ぎりぎりになって慌てないようにしましょう。

詳しくは「看護師辞めてゆっくりしたい!準備・手続き・失業給付」で解説しています。

ワークライフバランスは人それぞれの形がある

ここでは、私の考えるワークライフバランスを重視した働き方を紹介しました。
しかし、人によってワークライフバランスの考え方は様々です。

看護師として働きながら、看護師以外の副業もしているナースマンさんに話を聞いてみました!

「収入を上げる」働き方の反対が「ワークライフバランスの重視」と考える人もいますが、実は違います。

看護師は働き方や選べる職場が豊富にあります。
マジメな人ほど1度の就職や転職で、身体やメンタルにストレスがかかり過ぎていても、気合いで頑張り続けてしまう傾向が…

もし今の働き方に「疲れた」と感じたら「ワークライフバランスを重視」した「働き方」や「職場」を検討してみてはどうでしょう?

例えば、
・自宅から距離が近い職場にする。
・夜勤を辞める。
・時短勤務・パートタイムに変更する
・他の病棟や科に移動させてもらう
・病院から抜け出し、訪問看護や施設で働く

プライベートや休息に使える時間を確保した働き方を経験してみて、「暇すぎて私には合わない」と感じたら、おそらく今の職場でも満足度が高くなるはずです。

「収入を上げる」働き方を選択しても「ワークライフバランスの重視」はできます。

私も収入を減らさずワークライフバランスを重視したいです!

ナースマンと学ぼう!』のブログでは、様々な働き方や副業方法について紹介しています。
今後の働き方や収入に不安がある方は、ぜひご覧ください!

ナースマンさんが運営するブログはこちらからどうぞ。
 >『ナースマンと学ぼう!

まとめ

時短でスローライフを始めるには、家計管理や将来の年金対策が必須

看護師は、ブランクがあってもいつでも再就職できる国家資格です。

人手不足で労働環境が良くないところがあるのも事実です。

いっそ、給料はギリギリでも自由を求めて生きてみるのもありだと思います。

自由に生きたい

しかし代償もあるので、まずは家計を見直して貯金をすることと、将来の年金対策はしっかりしておきましょう。

せっかく頑張って取得した看護師国家資格、自由な生き方を目指すために役立ててはどうでしょうか。

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